健康の原則

健康の原則

 

突然ですが、私たちの払っている税金が
とんでもなくもったいない遣い方を
されている事実をご存知ですか。

厚生労働省が払う1年間の医療費は、
年々増え続け、今や44兆円(令和3年度)に
まで達しています。

44兆と言われても額が大きすぎて
ピンと来ないので、1兆円で考えてみます。

1兆円というと、100万×100万
ですから、毎日100万を100万日間
使い続けられる計算になります。

100万日を年に換算すると、
約2700年ですから、

何と、縄文時代から毎日100万円を
使い続けてようやく1兆円というお金
になるのです。

44兆円というと、その44倍。
発展途上国によっては、国家予算を遙かに
越える金額を、たった1年で、
しかも医療費だけで費やしてしまう国。

それが日本です。

もし医学が進歩し、病人が減り続けて
いるとしたら、毎年医療費が
増え続ける状態にはなりません。

それどころか、ガンや糖尿病などの生活習慣病から、
頭痛腰痛、アレルギー疾患、鬱などの
精神疾患に至まで、

病気にかかる人の数が減るどころか
増えつつあるのが、この国の現状なのです。

なんかおかしいと思いませんか。
なぜそんなことが起こってしまうのでしょうか。

理由は2つあります。

1つめは、医療は万能でもないし、また
決して人を健康にするものではないということ。

ケガや病気になった時、薬や手術をして、
一命を取り留める手助けをしてくれる
ことはありますが、

私たちを健康に導いてくれるわけでは
ないのです。

2つめは、現代社会には私たちの心身を
知らず知らずのうちに蝕む魔物が
潜んでいるということ。

私たちは日々、老いつつあります。
私たちは日々、死につつあります。

日々免疫力が衰え、筋力が衰え、気力が
衰えていきます。

そのスキに忍び寄る魔物がいるのです。

いざと言うとき、あなたやあなたの大切な
家族を守ってくれるのは、病院ではありません。

あなたの知識です。

今から自分の健康に責任を持ち、
病気を未然に防ぐ智恵を身につけて
恐れることなく生きるか、

魔物の存在におびえて、いたずらに
年を重ね、もう取り返しのつかない状態に
なってから、為す術のないお医者様に
泣きつくかはあなた次第です。

もしあなたが前者を望むなら、
「原則」を学ぶ必要があります。

どうしたら魔物を防げるのか。
どうしたら病気を克服して健康になれるのか。

答えはとってもシンプルです。
「健康の原則」を知り、心身を強くする
習慣を生きることです。

野菜

水と食事

 

水は命です。

子どもの体の70〜80%は水。
大人の体の60〜70%は水。
老人の体の50〜60%は水。

私たちの体は、ほぼ水でできています。

飲んだ水は、約15分で肌に達し、約20分で
細胞に達すると言われています。

だから、私たちは良質の水を飲む必要があるのです。

新鮮な水を飲むと、

細胞は水で満たされ、

老廃物が滞りなく排出され、

腸内環境が整えられ、

新陳代謝がよくなり、

胃腸の働きもよくなり、
排尿、排泄の状態もよくなり、

血中の中性脂肪や尿酸値も減り、

皮膚はみずみずしさを取り戻し、

身体の健康と若さを維持することができます。

水の飲み方には3つの原則があります。

■冷たい水ではなく、常温の水をよく噛んで飲むこと
■コーヒーやジュースやお茶もいいけれど、やはり水を飲むこと
■朝起きて、昼・夜食1時間前に、それぞれ500ミリ、計1.5リットル飲むこと



食事は命です。

私たちの体は、食物を食べる
ことによって生かされています。

だからといって、何でもかんでも
食べればいいというものではありません。

「何を、いつ、どのように食べるか」が
大切になります。

「何を」は、新鮮な果物や野菜を、
「いつ」は、毎日、
「どのように」は、加熱調理せずに、
大量に食べることです。

現代の日本では、放っておいても、
加熱調理をした、高カロリー、
高タンパク、高脂肪の食べ物を
大量に摂取してしまいます。

天ぷら、カツ丼、うなぎ、ステーキ、
ハンバーグ、アイスクリーム、エビフライ、
ビフテキ、ケーキ、、、、

高カロリー、高タンパク、高脂質の食べ物は、
魅力的ですが、胃腸にものすごい
負担をかけます。

加熱調理しない、新鮮な果物、野菜は、
胃腸に負担をかけません。

さらに、新鮮な果物野菜には、
酵素がたくさん含まれています。

どんなに栄養をとっても、
酵素を摂らなければ栄養は活かされません。

なぜなら、栄養と酵素の関係を
家造りの建築資材と大工さんに
例えるなら、

材料、檜や杉や瓦などの材料が栄養素。
それらの材料を使って、家を建てる
大工さんが酵素だからです。

どんなに立派な材料を仕入れても、
それを組立ててくれる酵素がなければ、
家は建たないのです。

酵素は、加熱調理をして50度以上の
熱が加わると、活性を失います。
だから、新鮮な加熱調理をしていない
果物や野菜が欠かせないのです。

もちろん、アクの強い野菜や、加熱調理
したほうが栄養が高くなる野菜もあるので
そうしたものは調理して食べればいいと
思います。

睡眠

睡眠と寝具

 

人間にとって睡眠は欠かせません。

電車の中、車の中、書斎、コタツ、
色んなところで睡眠はとれます。

でも、やっぱり私たちは、

ちゃんと寝具に「横になって寝る」
必要があるのです。

なぜなら睡眠は、

情報をシャットアウトして脳内を整理整頓し、
横たえることによって体を重力から開放して、
筋肉や内臓を、疲労から回復・修復させるために、
欠かせない時間だからです。

理想の睡眠時間は、7時間以上。

それより少なくても、多すぎても
寿命が縮まるそうです。

深い質の高い眠りを得るコツは、
真っ暗にして寝ることです。

人間の瞼(まぶた)には、光を感じるセンサーがあり、
真っ暗になると脳が休まり、光を感じるとだんだん
起きるようにできています。

女性は赤ちゃんが出来ると一気に睡眠不足に
なりがちですが、

「カーテンの隙間も黒いビニールか何かで
覆って、スモールランプもつけずに、
部屋を真っ暗にして寝て下さい」

とアドバイスをしたことで、熟睡できる時間が
増えたと報告してくれる人が多いです。

寝具選びには2つポイントがあります。

1つには、
「柔らかすぎないマットレスを選ぶ」こと

柔らかすぎるマットレスは、
腰が沈み込んで寝返りが打ちづらくなります。

寝返りは、体の歪みの修正作業です。

起きている間に歪んだ体を整え、
リセットする天然整体作用が寝返りなのです。

子どもはクタクタになるまで遊んで、

夜は布団から飛び出してしまうほど、
激しい寝返りを打ちます。

そして、次の日の朝、一番から
また元気に走りまわります。

あの脅威の回復力の秘訣が
寝返りなのです。

だから、お尻が沈み込むほどの
柔らかいマットレスではなく、

コロンと寝返りがうてる適度な硬さを
もったマットレスに寝ることが
歪み修正と疲労回復のポイントです。

2つめは、首と頭の位置関係を考えた
枕を選ぶことです。

枕は、本当に睡眠の質を大きく変えます。

悪い枕で寝ると、

朝一番から首や肩が張って、
朝方腰が痛くて目覚めて、
カラダが重ダルイ感じで、
何だか寝た気がしないのですが、

いい枕で寝ると、

朝スッキリ目覚められるだけでなく、
花粉症の鼻づまりが緩和し、
頭痛が軽減し、
腰痛が緩和し、
眼がぱっちりして、
疲れがとれた感じがします。

じゃあいい枕って、
どんな枕?という話になりますが、

上向きで寝た時に、首の自然なカーブを
補正してくれる形状を持ったもので、

かつ寝返りを打ったときに、頭頂が
肩と水平になる枕を使用することが
ポイントです。

感情

思考と感情

 

思考と感情は、私たちのカラダを
一瞬にして変えてしまう恐ろしいパワーを
持っています。

何も怪しい話ではなく、
よくよく考えてみれば分かることです。

また、

思考と感情は別々のものではなく、
密接に関係しています。

思考が感情を決めるのです。

ここに2つのコップがあるとします。
どちらのコップにもオレンジジュースが
半分だけ注がれています。

2人の子どもにそれらのコップを
渡したとき、

一人の子はジュースをもらえたことに喜び、
もう一人の子は、「えっ、半分しかくれないの」
と言います。

事実は、コップ半分のジュースです。

そのコップ半分のジュースを見て、
「こんなにもらえるの?」と喜ぶか、
「こんだけしかくれないの?」と不満に思うかは、

その子の「コップ半分に注がれたジュース」
に対する捉え方、解釈の仕方によるのです。

思考が感情を決めます。

どのような考え方を持っているかによって、
1つの出来事が天国にも地獄にも
感じられるのです。

これが思考と感情の関係です。

感情は体にも恐ろしいほどの影響を及ぼします。

例えば、子どもは、寝ている時に、
ベッドから転げ落ちてしまうほどの
寝返りをうつものです。

しかし、虐待を受けて育った子どもは、
寝返りをほとんど打たず、石のように
固まって寝るといいます。

しかし、虐待をする親から施設に引き取られ、
その施設で安心して心を開ける環境が
得られると、次第に寝返りをうつようになり、
さらに安心感が増す事に、その寝返りが
どんどん大きくなるというのです。

怒りや不安、悲しみや嫉妬、
恨みやねたみは、体を硬化させ、
疲労させ、免疫力を著しく奪って
心身を病気に追い込みます。

安心や信頼、明るく楽しい感情は、
心も体も柔軟にさせ、免疫力を高めて
若々しさ、美しさ、健康を作ります。

何を考え、何を感じるかは自由です。

けれども、「何を考えるか」によって
カラダが変わってしまうのなら、

若々しく、美しく、健康になる思考を
選択したほうが素敵です。

姿勢

姿勢

 

街中を歩いていると、
かわいらしい女性や

かっこいい男性を

たくさんみかけます。

でも、おもわず立ち止まって、
ポカンと口をあけて見とれてしまうような
魅力的な人にはなかなかお目にかかれません。

そんな中、どんなに理性を働かせて意識の
暴走を食い止めようとしても、

「ドキッ」として目を奪われて
しまうような人がいます。

そんな人に共通していることは
何でしょう?

オシャレな服?
流行の髪型?
モデルさんのようなスタイル?
スラリと伸びた脚?

確かにそれらは魅力です。

でも、そんな完璧なボディーの
持ち主でなくても、一瞬で
振り向かせる人になる
方法があります。
それは「姿勢」を正すことです。

姿勢は、姿に勢いと書きます。

ネコは猫じゃらしに飛びつきます。
犬は転がったボールを追いかけます。

動物は動く物に目を奪われる習性が
あるのです。

人も動物です。

男性であろうが女性であろうが動物です。

動物である以上、勢いのないものより
勢いのあるものに目が行くのです。

男女の性差を問わず、
姿勢のいい人は、姿に勢いがあります。

別に歩いていなくても、走っていなくても、
ただショーウィンドーの前に立って
商品を眺めるその姿に、無視できない
オーラを感じるのです。

男性でも、女性でも、モテる人は、
そのたたずまいがすでにオーラを発して
いるのです。

姿に勢いを出す秘訣が2つあります。

1、骨盤を前傾させて背骨を立てる
2、頭を鉛直方向に立てる

の2つです。

背骨と頭がスッと伸びるだけで、
魅力が30倍にも増すのです。

正しい姿勢は、
見た目の魅力をアップするだけ
ではありません。
猫背が改善することで呼吸が通り、
内臓が活発に働き、身体が活き活き
輝きだすのです。

スポーツ

運動

 

人は動物です。

生物学の分類によれば、

「ホモサピエンス」

という名前のついた動物です。

動物は、植物と違って、
運動する生き物ですから、

やはり運動が欠かせないわけです。

「運動」と聞くと、テニスやサッカーなど、
スポーツを思い浮かべる人がいます。

確かにスポーツも運動ですが、

スポーツなら健康にいいかといったら、
必ずしもそうではありません。

むしろ、身体にとっては負担に
なることのほうが多いのです。

特に、競技スポーツをやる場合は、
身体を壊してでも、勝つために努力を
重ねることになりますから、

決して身体に良いわけではありません。

また、スポーツは、身体を歪め、
偏りを生みやすくしてしまいます。

例えばテニスなら、利き腕で
何度もラケットを振るわけですから、
一所懸命取り組めば取り組むほど、

利き腕のほうが腕が長くなるなど、
筋肉が偏った発達をしてしまうのです。

もちろん、身体を全く動かさないよりは、
動かした方がいいですし、

何より、家庭や仕事のことを忘れて
仲間と楽しい時間が過ごせるわけですから、
ストレス発散にもなります。

けれども、もし長く楽しんでスポーツを
やりたいのであれば、

身体は、使えば使うほど疲労し、歪み、
筋肉が硬くなるものだということは、
承知しておく必要があります。

そこで、大切なのは「ケア」です。

運動の後にストレッチを行ったり、
定期的に整体を受けたり、
刺激の少ないマッサージを受けたりして

身体をケアすることが重要です。

運動に関して、私がおすすめしているのは、
「初動負荷トレーニング」というトレーニングです。

初動負荷トレーニングは、

大リーガーのイチロー選手や、
ゴルフの青木功選手、
マラソンの有森裕子選手、
テニスの杉山愛選手など、

日本を代表するトップアスリートの
肉体づくりの秘訣でもありますが、

同時に、脳梗塞などで身体の一部が
麻痺した方々のリハビリや、

高齢者の介護予防にも取り入れられ
大きな成果をあげているトレーニングです。

初動負荷トレーニングは、

筋肉を鍛えると同時に、筋肉を
柔らかく引き延ばし、

柔軟性と反射に富んだ筋肉を
同時につくり出すことができる
魔法のようなトレーニングです。


初動負荷トレーニングは、

絶対におすすめです。

衣類

衣類と住まい

 

失礼ですが、

下着はいつもどちらで買いますか。

「そんなこと余計なお世話!」
と叱られてしまいそうですが、

実は下着、肌着が私たちの免疫力や
ストレス度に大きな関係を持っている
ことが分かったのです。

九州にある某大学教授は、皮膚に接する
衣服(下着)によって、免疫力やストレス度が
変わることを発見しました。

数人の子ども達を2つのグループに分け、
それぞれ、柔らかい綿の下着と硬い綿の肌着を
つけさせて唾液と尿を調べたところ、

柔らかい素材の下着を着た子ども達と、
硬めの素材の下着を着た子ども達では、

明らかに硬い素材の下着を着けた子ども達は、
ストレス度があがって、免疫力が低下し、

柔らかい下着を着けた子ども達の
ほうが、ストレス度が下がって、免疫力が
高まったのです。

もちろん、下着をつけている子ども達は、
双方何の違和感も感じていません。

下着のことなど全く意に介せず、キャッキャと
遊んでいたのです。

でも、身体は無意識のうちに肌着の感触を
ストレスに感じたり、安らぎとして感じていたり
するのです。

ちなみに、近年冬になるとヒートテックなるものが
流行っています。

確かに保温性はありますが、重ね着をした
ときに衣服のズレが発生させる静電気が、
慢性的な肩こりの原因になっていたりもします。
重ね着をするときは、できるだけ
静電気を発しない素材のものを選ぶのが
身体を疲労させないコツです。

住まいに関して気をつけたいことは、

「空き部屋」です。

子どもが育って家を出て行き、
空き部屋が出来ると、

人が出入りをしない空間になります。

この空間には、ホコリやカビが発生し、
空気中に舞うのです。

ずっと使っていない部屋に、久しぶりに
入ったとき、なんだかゾッとしたことは
ありませんか?

あれは、身体が直感的に感じているのです。

「この部屋はヤバイ!」と。

カビやホコリは知らないうちに私たちの
体内に侵入して病気の原因をつくります。

神経質になる必要はありませんが、
やはり住まいはこまめに掃除し、

「気」が滞らないようにするのが賢明です。

薬

排泄と解毒

 

汗、おしっこ、うんち、ニキビ、吹き出物、
下痢、風邪の時の高熱、鼻水、生理中のオリモノ、
蕁麻疹、アトピーetc

嫌われものばかりを並べましたが、
どうか彼らのことを誤解しないでください。

彼らが外にでようとがんばるのを、
抑えないこまないでください。

私たちの身体は、

1.酸素や栄養を取り入れ、

2.取り入れたものを、身体の中で巡らせ、

3.不要になったものを出す

という作業の繰り返しによって
成り立っています。

これら一連の作業が少しでも滞ると、
あれよあれよと言うまに病気に
なってしまいます。

私たちの体にとって、

取り入れることと、出すことは、
どちらか一方が、他方より大切な
わけではありません。

どちらも重要です。

けれども、なぜか世間では、
「健康」というと、

サプリメントや、野菜など、

何かを取り入れることばかりが
強調され、

「出す」ことにあまり注目が
集まらない風潮があります。

理由は、健康産業で大儲けしようと
考える企業にとっては、

顧客が、どんどん排泄をすることに
よって健康が得られると説くよりも、

どんどん商品を買って取り入れることに
よって健康になると信じてもらったほうが
都合がいいからです。

現在、日本で普通に暮らしている限り、

「栄養不足」に陥ることは、
非常に難しいと言えます。

けれども、

「毒」にまみれることは
ものすごく簡単です。

私たちは常に、

私たちの身体が必死で出そうと
がんばっている毒素を、

これまた一所懸命がんばって
体内に押し込めようとする努力を
しているからです。

部屋が真っ白になるほどのデオドランドで汗を抑え、

風邪をひいても解熱剤熱で抑え、

ニキビや吹き出物を薬で抑え、

アトピーはステロイドで抑え、

そうやって、身体が自然に排泄
しようとしている毒素を悪者扱いして、
体内に押し込めているのです。

○○ドラッグ、○〇モト○ヨシなどの
薬局には、

私たちの身体が持つ、
毒素排泄機能を押さえ込んでしまう
魔法の錠剤やクリーム、液体が
大量に販売されています。

排泄と解毒

この作業の大切さを忘れて
押さえ込み続けた結果、

病気になる人が増えているのです。

誤解のないように付け加えておくのですが、

決して私が過激なのではありません(笑)

人間の生理を勉強すれば分かることです。
 

深呼吸

呼気と吸気

 

吐く息を、呼気(こき)とか吸息(こそく)と呼びます。
吸う息を、吸気(きゅうき)とか吸息(きゅうそく)と呼びます。

呼気と吸気がペアになって、呼吸となります。

普段何気なくしているこの「呼吸」には、
私達の身体の状態を一瞬にして変えてしまう、
ものすごいパワーがあります。

「呼吸」をコントロールできるようになると、
心身の状態をコントロールできるようになります。

冷えや暑さ、体調不良、関節の痛みなど、
肉体の状態のコントロールから、

ストレス、感情の起伏など、
精神的な状態のコントロールまでが
可能になるのです。

逆に、呼吸がきちんと出来ていないと、
ケガや病気になりやすい、治りにくい状態に
なってしまい、肉体的、精神的に被るダメージが
大きくなってしまいます。

先ず、「呼吸」という単語の文字が、呼気→吸気の順に
並んでいることに注目してください。

呼吸を、吸呼ではなく、呼吸という順番に書く理由は、
「吸う息より、吐く息のほうを意識しなさい」という
先人達からの教えです。

呼吸は、酸素を吸って二酸化炭素を吐き出す作業ですが、
ヒトの体が酸素を必要とする理由は、
細胞が生存や活動のためにエネルギーを
得る必要があるからです。

体はグルコースと呼ばれる糖類や、脂肪酸を燃やして、
エネルギーを得るのですが、その時に大量の
酸素が要るのです。

そして、例えばグルコースと酸素が燃えた(化学反応)
結果として、水と二酸化炭素が生成されますが、

二酸化炭素は、体内にとどまり、蓄積すると、
命の危険を脅かすほどの猛毒となってしまいます。

だから呼気(吐く)は、体外に毒を
排泄する大切な作業なのです。

しかし、この酸素を取り入れ、二酸化炭素を
吐き出すという作業は、簡単なようで簡単では
ありません。

体を使う機会が少ない、あるいは、使ったとしても
限定した使い方しかしていない現代人の多くは、
体が呼吸しづらい状態になっています。

ゆらぎ整体で施術を受けた後、
「呼吸が楽になった!」とおっしゃる方が
少なくありません。

これは、

ガチガチにコリ固まって呼吸の動きを
押さえつけていた胸、背中、肋骨の間などの
筋肉が、柔らかく解きほぐされるため、
呼吸が大きくなるからです。

ということは、、、

呼吸が小さくなってしまっているヒトが
いかに多いかということでもあります。

ということは、、、

酸欠、毒(二酸化炭素)の蓄積状態の
ヒトがいかに多いかということでもあります。

毒がきちんと排泄されていない!

あらためて考えると、恐ろしい事実です。

呼吸は本当に興味深く、また意義深く、

呼吸の力や効能を深く理解し、呼吸力を育てるための
きちんとしたトレーニングを積むことで、

美容、体調改善、ケガの防止、脳の活性化、
身体能力の開発など、さまざまな方面での
応用が可能になるのですが、

それを書き始めると、一気に本が3冊ぐらい
続けて出版できてしまうほど
膨大な量となるため、

ここでは、呼吸力を育てるポイントを2つだけ
紹介します。

1.「呼吸」を当たり前にするのではなく、「意識」して行うこと
2.ゆっくり、徹底的に吐ききること

この2つです。

簡単そうでけっこう難しいです。

仏像

瞑想と祈り

 

私の師匠はお寺の副住職でした。

 

瞑想(めいそう)とか、祈り(いのり)と
聞いてどう感じますか?

参拝者にこのような質問をすると、
次の3種類の答えが返って来るそうです。

タイプ1
「なんか宗教くさい」
「なんかあやしくない」
「そんなの迷信でしょ」

など、

うさんくさいと思うタイプ

タイプ2
「そんなこと、考えたことありませんでした」
「どう感じるかって、、、あまりよくわかりません」

など、
どう答えていいか分からないタイプ

タイプ3
「とても大切なことだと思います」
「意識して実践しています」

など、

人によって感じ方がまちまちなのは
当然ですが、

タイプ1、タイプ2の人は
「とてももったいない」ことをしています。
なぜ「もったいない」のかと言えば、

「瞑想や祈り」の持つ精神に与える
影響やパワーを知らないがために、

瞑想や祈りがカラダにもたらす
幅広い効能を知らないがために、

「瞑想」や「祈り」を恐れ、怪しみ、
関心をもたないようにして、過ごして
いるからです。

実にもったいないことです。

ところで、瞑想とは何でしょうか。

瞑想とは、すべての活動をやめて
静かに座り、自分自身と向き合う時間です。

私たちの意識は毎日、
自分で主体的に生きているようでいて、
実は自分の意識で主体的に生きているわけではなく、
常に周りの刺激に反応させられて生きています。

電話が鳴れば、電話に反応させられ、
テレビをつければ、テレビに反応させられ、
人と会話をすれば、人の言葉に反応させられ、
ATMでお金を下ろせば、残高に反応させられ、
車にのれば、信号や道路の状態や、他のドライバーの
動きに反応させられています。

瞑想とは、そんな自分の意識や無意識に気付き、
本当の自分を引き出すテクニックです。

祈りとは何か。

古来人間は、世界中どんな国の、どんな民族も、
瞑想し、祈ってきました。

祈りを持たない民族はいません。

サッカーのワールドカップでPKの前に
選手が祈るのはなぜでしょうか?

愛する人が瀕死の状態の時、思わず
祈るのはなぜでしょうか。

人間はどんなに強がって見せても、
本当はそんなに強い生き物ではありません。

いざという時、何かにすがりたい、
何かを頼りにしたいと思う気持ちに駆られます。

それがまっとうな人間です。

そんな時、私たちの心身に何が起きているか。
緊張が起きます。

心身の緊張は、交感神経を高ぶらせて、
身体を興奮状態にします。

一時的な興奮状態ならよいのですが、
それが継続すると、心身が疲労し、
著しく免疫力が下がり、病気やケガ、
事故などに見舞われやすくなります。

そんな時、人々は祈るのです。

祈りには、心身の状態を一瞬にして
変えてしまう、ものすごいパワーがあります。

真剣に、必死に祈ることにより、
緊張(ストレス)を、一瞬にして安心(リラックス)に
持っていく作用があるのです。

そのことを経験的に知っている世界の
トップアスリート達は、

スタートの前に祈ります。
シュートの前に祈ります。
勝負の前に祈ります。
チャレンジの前に祈ります。

そうすることで、自分がリラックスして
精一杯、本来の力を発揮することが
できるから。

ちなみに、世界で共通する長生きな
職業はお坊さんなのですが、

私はその理由の1つに、瞑想と祈りが
あると考えています。

幸い、日本にはあちこちに神社やお寺、
教会があります。

特別な信仰がなくてもかまいませんし、
近くにそうした場所がないなら、

朝陽でも構いません。

古来日本人は太陽を拝んできましたから
お天道様に向って拝んでもいいのです。

1日に1回、静かに手を合わせて、
祈りを捧げてみて下さい。

1つ注意があるのですが、
祈りとは「お願いではありません」

試験に合格させてくれますようにとか、
大好きなあの子が振り向いてくれますようにとか、

誰かや何かを操作して自分の都合のよい方向へ
もっていこうとするものではありません。

自分が努力し、成長するためのエネルギーを、
自分に対していただくために祈ります。

そんなチャンスに感謝するために祈ります。

そして、自分以外の人、命などのよりよい
幸せを願って祈るのです。

そのことさえ間違えなければ、
祈りは恐ろしいほどのパワーを
私たちに与えてくれます。

世界人類が平和でありますように。

あなたの人生に良きことが、
どんどん降り注ぎますように。

Access

名古屋鉄道名古屋本線・堀田駅から歩いて7分といった通院に便利な立地で皆様を歓迎致します。

概要

【店舗名】 ゆらぎ整体名古屋堀田院
【住 所】 愛知県名古屋市瑞穂区田光町1丁目18-2
ベルシンフォニー101
【電話番号】 050-7131-9210
【営業時間】 平日:10:00~13:00/16:00~20:00
土曜:10:00~13:00/15:00~19:00
【定休日】 月、木(午後)日、祝、研修等による臨時休診

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ゆらぎ整体名古屋堀田院へのアクセスを掲載いたします。

初めてのお客様は予めご確認のうえ、時間に余裕を持ってお越しくださいませ。

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道順など分からなくなった際はお電話いただければルートの説明をいたします。

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